お知らせ

2015-08-06 08:15:00

1945年8月6日、8時15分。

70年前の今日、広島市に原子爆弾が投下され
街は壊滅状態に陥りました。

この強力な新型爆弾により一瞬にして
14万人の尊い命が奪われ、広島の街は
「今後70年は草木も生えないだろう」とまで言われました。

あれから70年、2015年8月6日。

広島は草木も生えないどころか
人口110万人を超える大都市として
中国地方の中核を担うまでに復興しました。

特に驚きなのは、被災してわずか5年で
プロ野球チーム・広島カープが誕生したこと。

幾度となく迎えた解散の危機を樽募金をはじめとする
ファンの熱意で乗り越え、今や広島県民や
広島市民の圧倒的な支持を得る存在となりました。

おっと、今回の話はそっちじゃなかった(笑)。

そんな大きな苦難を乗り越えた広島ですが、
県内の小学4年生から高校3年生に
原爆投下の年月日と時間を尋ねたところ、
正確に答えられた中学生は55.7%。

小学生にいたっては33.0%しか答えられませんでした。

ちなみにこの数値は5年前、2010年のもの。

広島県では5年ごとに同じ調査を行っており、
今年はさらに低い数値を記録するかもしれません。

もちろん人間には寿命というものがありますから、
被爆者の大半が亡くなりつつある今では
70年前の様子を語り継ぐことは難しいでしょう。

しかし世界唯一の被爆国の国民として
広島や長崎の惨劇を語り継ぎ、
戦争のない平和な世界を築くための先導役を果たすこと。

これは私たち日本人に課せられた使命だと思います。

最後になりましたが、昨年8月6日までに
広島の原爆投下により犠牲となった292,325人の方々の
御冥福を心よりお祈りいたします。

                       
                むつみ近見