お知らせ

2015-10-08 00:00:00

先月のニュースで、大手居酒屋チェーンが
介護事業の売却に入ったと報じられました。

その居酒屋チェーンは10年以上前に
介護事業に参入し、上場企業の信用力を背景に
順調に業績を伸ばしていました。

しかし社員向けの冊子に「365日24時間
死ぬまで働け」と書かれていたことが報じられると
「ブラック企業」のレッテルを貼られてしまい、
本業の居酒屋チェーンの業績悪化に陥ったばかりか、
経営する有料老人ホームの入居率も一気に低下。

黒字だった営業損益も赤字に転落してしまい、
損害保険会社や家電メーカーとの売却交渉を
進めているというのです。

この話を聞いた時、私の頭の中に
1つの言葉が思い浮かびました。

「築城三年、落城三日」。

私が自動車製造メーカーの期間社員として
働いていた頃、当時の社長が
座右の銘としていた言葉です。

「築城十年、落城一日」「築城三年、落城一日」と
表記されることもありますが、意味はほぼ同じ。

簡単に言うと「信頼を得るには時間がかかるが、
失うのは造作もないこと
」という意味です。

ちなみにこの社長は在任3年目に
リコール隠しが発覚して社長を辞任。

その後業務上過失致死罪で逮捕され、
執行猶予つきの懲役刑が確定しました。

大企業でもたった1つの不祥事が
倒産の危機につながる時代。

まして介護とは、人と人とのつながりや
信頼関係が重要視される業種です。

この言葉を胸に、仕事に励む。

それが私の理想であり、目標です。

 

                          むつみ近見